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片桐 政樹
電気学会原子力研究会資料(NE-01-23), p.9 - 14, 2001/10
新しい素材という観点からは、バンドキャップエネルギーが最も大きいダイヤモンド検出器及び逆にバンドキャップエネルギーが最も小さなInSbを取り上げる。ダイヤモンド検出器はその大きなバンドギャップエネルギーから想像できるように、高温での使用が見込まれる放射線検出器と成りうる。一方、InSbについてはバンドギャップエネルギーが小さく、電子・ホールの電離エネルギーが非常に小さくなることが予想されるため、大きな信号出力が得られることからX線スペクトロスコピーに不可欠なエネルギー分解能の改善が見込まれる。また、小型のスターリング冷却器を用いた冷却方式について計測システムとしての現状を報告する。特に、携帯線計測システムとして、電源を入れると短時間に冷却が完了し線スペクトル分析を開始する機能を持ち、かつ取り扱い操作が簡単なポータブル電気冷却式Ge線スペクトルモニタの実用化について述べる。
安藤 俊就
電気学会原子力技術研究会資料 NE-99-5, p.23 - 28, 1999/00
ITERの工学設計活動で進められている中心ソレノイド・モデル・コイルの開発状況について紹介する。特にニオブ・スズ超電導体を大型コイルに適用した場合の課題について記述する。
小泉 徳潔
電気学会原子力技術研究会資料 NE-99-6, p.29 - 34, 1999/00
NbAlは、その本質的な超電導特性の高さ、歪みに対する臨界電流値の劣化の小ささのために、核融合炉トロイダル磁場コイル導体への応用に最も適した材料である。原研では、これらの利点に着目して、1986年からNbAl導体への開発を行ってきた。その結果、600A/mm(12T、4.2K)の高臨界電流密度を有するNbAl素線の大量生産技術を世界に先駆けて開発した。また、13T-46kA高磁場大電流導体の製作技術も開発した。この導体の臨界電流性能を測定したところ予想値を達成していることが確認された。これによって導体製作技術が妥当であることが実証できた。なお、この導体の13Tにおける臨界電流値は約100kAと評価され、定格値に対して、十分な裕度を有することも確認できた。